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どこに住もう、どんな暮らしをしよう、そう考えたとき。
「本当に持ち家っていいのかな?こんな高額なローン組んでまで買うべきものなのかな?」
「もしかしたら賃貸のほうがお得なんじゃないかな」
そんな迷いが少なからず誰にでも生じると思います。
そこで300人にアンケートを実施し、持ち家と賃貸、どちらで暮らして行きたいかを調査。
併せて、持ち家派の人と賃貸派の人へ、それぞれどうしてそう思うのか聞いてみました。
「わたしは持ち家派です」と答えた方に、「なぜ持ち家の方が良いのですか」と聞いたときの答えをまとめてみました。
下記は持ち家派に、なぜ持ち家が良いと思うのか聞いたときの理由上位10つです。
女性・男性共に最も多かった持ち家派の理由は、「賃貸はいくらお金を支払っても自分の物にはならないが、持ち家は最終的には自分の物になる」という回答でした。
「最終的に自分の資産になるから」
とにかく「支払えば最終的には資産になる」という大きな理由があり、「老後のことを考えると、住宅ローンを組んででも若いうちにローンを支払い終えていたほうが良い」、という考え方が多くの持ち家派の意見となっています。
賃貸で家賃をずっと払い続けていっても最終的に残る物はないが、持ち家だとローンに終わりがあり財産として残るから。 |
老後の年金暮らしでも賃貸の家賃を払い続けるよりは、ローンはいつか終わるので老後の暮らしを考えて持ち家派です。 |
結婚してから約4年間は賃貸でしたが、戸建ての持ち家に引越しました。月々払っていく賃貸料をローンとして支払うと考えれば金銭的にはあまり変わらずに手元に残る持ち家が良いと思いました。 |
「今は超低金利だから、住宅ローンの毎月の返済額と賃貸の場合の月々の家賃支払額が変わらない」「最終的な支払総額は持ち家の方が安い」と指摘した人も多くいました。
「持ち家は外も中も、自分の好きなようにできる」
次いで多かった理由は、「持ち家だと自由にリフォームができる」「賃貸だと壁に穴をひとつあけることすら出来ないから」「やりたいことがなんでもできるから」というもの。
持ち家だと引越しなどすることが基本的になく、壁に穴を開けたり、家を全体的に好きな模様にできたりする。 |
自分だけの家、と言うのが魅力的だから。子供達が汚しても傷を付けても自分の家なので、気にしなくてもいいから。 |
賃貸だと、部屋の模様替えなどで傷をつけてしまった時の事をどうしても考えてしまい、やりたい事が制限されてしまうため。 |
賃貸は内装の自由なカスタマイズができないのに比べて、持ち家は自分の家なのでなんでも好きなように暮らしやすいように家を変えられる、という意見が目立ちました。
資産になる、カスタマイズしやすいという現実的な理由以外に、暮らしていく上での気持ちの変化や向上、自分の生き方ややりたいことを理由に挙げた人も多くいました。
続いて「賃貸派」と答えた方に、「なぜ賃貸の方が良いのですか」と聞いたときの答えをまとめてみました。
下記は賃貸派に、なぜ賃貸が良いと思うのか聞いたときの理由上位10つです。
「何かあっても別の場所に移動できるから気楽・気軽」
賃貸の方がいいと答えた方の理由として、圧倒的に多かったのは「気軽に転居できるから」というものでした。
家を建てる場所も悩んでしまうし、維持するお金も考えると簡単に住み替えのできる賃貸住宅を選んでるほうがいいのかなと思います。 財産になる、家賃払うなら買ったほうがいいという意見も聞きますが家族構成、ライフスタイルに合わせて暮らせるという賃貸のメリットを活用しています。 |
家を買ってしまうとそこから動けず、隣人トラブルや騒音トラブルにあった場合に引っ越しが気軽に選択できなくなるから。 |
賃貸のほうが、転勤が決まっても引越しすることができる。ご近所トラブルからも離れられるし、綺麗な所に住み替えることができる。 |
転勤や転職の時に持ち家だと困る、色んな土地に行けたり色々な物件に住める、ご近所さんや隣人とトラブルが起きたときにすぐに引っ越せる、といった答えが多く見られました。
「震災が起こった時のリスクを考えると、家を買うのは怖い」
次に多かったのは「地震などの自然災害のときに持ち家だと被害が大きいから」という理由でした。
賃貸派です。理由としては、東日本大震災や熊本地震のようなことがあった時のことを思うと、持ち家だとその後の身の振り方が大変に思えるからです。 |
持ち家は今の時代だとリスクが高そうだから。地震など災害や、ローンの支払いとある中、行動範囲もせまくなってしまう。 |
借家だと自然災害の際に身軽で、県外への自主避難が躊躇なくすぐに行動に移すことができるから。 |
まず、大まかな未来予想として 人口の減少は止まらない。 衣食住における最低限度の生活コストはさらに下がっていく。 という考えを前提においています。 人口が減り土地が余っていく。 その為、不動産価格はどんどん下がっていくので今無理して家を買う必要は無い→賃貸の方が良い |
不動産の値段が下がらなくても、有り余る土地を持つ一部の富裕層と不動産業界、まったく持たない人、という二極化の可能性がありえます。 しかしながら人口が減っていく事は間違いが無い事で、潜在的な顧客の数は減る事になると考えます。 土地を掌握している層がいたとしても、その層同士で少ない客を取り合う事になるのではないかと。 その為、賃貸価格は切り下げていく方向にならざる得ないと思います。→結果賃貸の方が良い |
このように、未来はどうなるのか。持ち家と賃貸とどちらが得なのか?ということをしっかり考えたうえでの回答も目立ちました。
今回、持ち家が良いか?賃貸が良いか?ということでアンケートを実施しましたが、中でも持ち家派の方の「持ち家のほうが生き生きと暮らせる」という回答が心に響きました。
この答えは持ち家派全員の気持ちを見事に表しているのではないでしょうか。
今回のアンケート結果により分かったことは、持ち家派の方は「家が資産になる」という大きな理由がありつつ、それだけではなく、家族との関わり、家族の今後を見据えた暖かい想いがあること。
さらに自分の気持ちの変化や安定感、精神的な安心感を大切にしているために持ち家が良い、と感じているようです。
賃貸派の人は、とにかく「気軽」「気楽」を重視していること、震災が起こったり不動産価格が下落するリスクへの懸念から賃貸を選択している、ということが分かりました。
住まいを選ぶ時の状況は人それぞれで、誰もがきちんとした「自分はこういう状況だからこの家を選んでいる」という理由を持って家を選んでいます。
持ち家か?賃貸か?迷ったとき、それぞれの意見を参考にし、自分の状況と照らし合わせてから住まいを選択すると、後々後悔することがなくなるのではないか、と感じました。