毎日のくらしを心地よく

|いえと生きる

  1. HOME
  2. 不動産売却バイブル
  3. 知っておきたい査定の裏側
  4. 売却成功のコツ3「複数社へ査定依頼」

知っておきたい査定の裏側不動産売却成功のコツ3.複数の不動産屋に査定して貰う

不動産売却成功のコツその③ 複数の不動産屋へ査定して貰うこと

一社だけではなく、必ず複数の不動産屋へ査定して貰うこと

不動産売却成功のコツその①では売却したい物件の価格相場を下調べし、コツその②では不動産売却に伴う納税額を計算しました。

次にいよいよ査定に入りますが、ここでの最大の注意点は一社だけではなく複数の不動産屋へ声掛けをするということです。

不動産会社は、それぞれ得意分野が異なり営業方針も全く異なります。しかも、その時のその会社の現金の残高状況などの経営事情が重なり、現金欲しさから安く査定して早く売ろうとされることもあります。

また、1社だけの査定額を聞いただけでは「この値段がホントに最高額なのかな?」「プロから見た実際の不動産の価格相場はいくらなのかな?」ということも分かりません。

不動産会社によって査定額は上下10%以上も差があります

不動産会社によって土地の査定額が全く違う事の解説イラスト

不動産は、会社により査定額に大きく差がつくことも珍しくありません。でも、かといってそんなにいくつも査定をするのって来てもらう不動産屋の人に失礼じゃないのかなぁ、と思ってしまう方もいると思います。

実際に土地を売却した方6名に、何社へ査定依頼をしたかアンケートをとってみたところ・・・

不動産売却にあたって、査定した不動産屋の数(6人に実施したアンケート回答用紙の画像)

Aさん:4社
Bさん:2社
Cさん:3社
Dさん:5社
Eさん:3社
Fさん:3社

全員が一社ではなく、複数社に査定依頼をしていることが分かりました。

一括査定をまず行う人が圧倒的に多い

上記のアンケート結果を見て頂くと分かる通り、土地、家、マンションなど種類を問わずとにかく不動産を売却する際の一括査定をする、というやり方は当たり前になってきています。

一括査定をすることで、依頼する側の私たちにとって有利なことが増え、的確な相場を知ることも出来ます。私もそうだったのですが、複数の会社の担当者と話しをすることで何より知識が付きます(本当に言う事が会社によって全然違います。

不動産を売却しようと思ったら、まずは不動産一括査定で物件の相場を確認しよう
不動産一括査定はこちらからできます

【体験談】業者により査定額に350万円の差があった→実際の売却価格も大幅にアップ

私自身も、もちろん不動産一括査定を利用し不動産を売却しました。

不動産一括査定を依頼した際に来た返信メールの画像

不動産一括査定を利用した際に不動産屋から来たメールの画像

その時の査定額は下記の通りでした。

最初に相談した
大手不動産会社
A社 B社 C社
1,350万円 1,700万円 1,380万円

1,580万円
1,380万円

30坪も無い都内の小さな土地だったのですが、5社に査定依頼をして返事を貰ったところが3社。最初に相談した会社と併せて全部で4社に査定して頂いたことになりますが、1番低い査定額と1番高い査定額の差は350万円でした。

最低査定額1,350万円→1,800万円で売却成功。450万円もアップ

この物件、最初に査定を受けたA社からは、
「1,400万円でもキツイ。1,350万円くらいで出すのが妥当」とハッキリ言われました。

この不動産会社は名の知れた大手不動産屋で、その肩書もありその話を一旦は信じたのですが・・・周りの物件を成功のコツ①で説明した方法で自分で調べたところ、どう考えても安い査定額としか思えなかったのです。

査定額安すぎるんじゃないかな?
もっと高く売却できるんじゃないかな?

確実にそう思ったのと、相場を確かめる目的で複数の業者に査定をしてもらおうと思ったのですが、複数の不動産屋といってもそのすべての業者がきちんとした不動産屋で査定してもらわないと無意味だと考えました。

そこで、不動産一括査定サイトに登録している不動産屋は全て厳しい審査を通過した不動産屋だということと、自分で複数の不動産屋にひとつひとつ声掛けする手間を考えこれを利用して他の不動産屋にも査定してもらいました。

一括査定後、最高額の仲介業者と専任媒介契約

結局一括査定で物件を査定してくれた会社の中から、1,700万円でやってみましょうとおっしゃってくださった不動産屋と専任媒介契約を結びました。
一般媒介と専任媒介どちらが良いか

これはただ最高額を付けてくれたから、という理由ではなくて、売り出し方や営業方針、なぜその査定額かという担当者からの説明に物凄く納得行ったからです。

売り急いではいない、なるべく高く売却したいというこちらの願いも全て飲んでくれる形だったところも気に入りました。
(このような細かい部分の会社による違いも、複数の不動産屋と話さなければ絶対に分かりません)

売り出し価格は、担当者との相談の結果1,900万円に設定。かなり強気の設定でしたが、「とりあえず出してみよう」という形で挑戦させて頂きました。これは今思えば大変有難かったです。

その後、掲載広告に1日の反響が思った以上にあったこと、見学など問い合わせも多かったことから、値下げせずこのままの値段でしばらく掲載し続けることになりました。

100万円の値下げ交渉、1,800万円で売却

掲載から5カ月が経った頃、ついに100万円値下げしてもらえたら購入しますという方が現れました。さらに後を追うように、150万円値下げで購入しますという方も現れました。

元々のスタート予定が1,700万円でしたから、即OKし100万円値下げ、1,800万円で購入してくれる方と売買契約を結ぶことになりました。

1,900万円で売り出していたからこそ、1,800万円で売却できた

思えば最初の不動産屋からの査定額は、1,350万円というものでした。これは恐らく「すぐに確実に売却できる値段」だったのだろうと予想できます。

仲介業者としては、売却に時間がかかればかかるほどコストがかさみ利益が減少しますから、やはり「なるべく早く売ってしまいたい」というのが本音だと思います。

もちろん売主も時間をかけず早く現金が欲しい、という場合はそういう仲介会社が合っていると思います。が、私のその時の場合は別に急いでいなかったですし、時間よりもなるべく高く売却することの方に重点を置いていました。

ですから不動産一括査定を利用して自分に合った仲介業者と出会う事ができて、しかも1,350万円と言われていたものが1,800万円で売却たという結果から考えると、最初の仲介業者と媒介契約を結ばなくて本当に良かったなぁ、という結果になりました。1,350万円で売り出していたら、そこから値下げされてさらに安くなってしまった可能性もありますし・・・。

まとめ

不動産売却成功のコツ①コツ②、コツ③とこれまでまとめてきました。

自分の不動産価格相場に対する知識を付ける事。そして手元に残るお金を計算しておくこと。最後に、一社だけではなく複数の不動産屋へ査定して貰うということが不動産売却の成功の為の必須条件です。

一社だけの意見を鵜呑みにせず、面倒くさがらずに複数の担当者と話をしましょう。10万円、20万円違うという話ではなくて、その手間が結果として売却価格数百万円単位の差になります。
(→不動産一括査定はここからできます。

物件売却前の必須知識
知っておきたい査定の裏側
失敗しない不動産業者の選び方
物件売り出し中の交渉術
売買契約とその後
不動産売却と相続手続き
ケース別売却ノウハウ
土地売却のコツ
このメディアの創り手

不動産を売却した過去の経験から、売主・買主共に最後まで気持ちよく売買取引ができる術をまとめました。